さつま町の町長選挙に思う
2009年 02月 14日
さて、町長選挙は、現職の井上町長と、新人の日高正勝元町議が出馬すると書かれていました。これまでの経緯を話しますと、さつま町は、4年前に宮之城・鶴田・薩摩町が合併してできたのですが、前回の選挙は、宮之城対鶴田の旧町長どうしが激突し、旧鶴田町長の井上氏が勝って、初代町長に就任しています。今度は合併して2回目の選挙です。ところが、今度の町長選挙で聞こえてくるのは、「町長を宮之城側で取り戻したい」「町政が1期で変わるのはいかがなものか」という両陣営の運動が聞こえてくるのです。
宮之城VS鶴田という、旧町どうしの争いで、首長を選ぶべきものではなく、政策論争で選ぶべきものだ、私のルーツであればこそ、そうあってほしいとと私は言いたいのです。鹿児島県内の各自治体では、マニフェスト型公開討論会をして、首長選挙を迎えるところが増えています。
また町レベルで、公開討論会を開いたところは、あまり聞きません。(記憶違いなら申し訳ないです)だからこそ、さつま町の地方自治レベルの高さを証明するためにも、両候補が町政の各分野にわたるマニフェストを制作して、正面から論戦する時代ではないでしょうか。
「今度も町長は鶴田から出そう」「今度こそ町長は宮之城から出そう」という低次元の選挙では、この厳しい自治体経営が求められる時代の選挙ではなく、前時代的選挙です。
さつま町でのマニフェスト型公開討論会を開催すべく、各方面にお願いしていきます。