人気ブログランキング | 話題のタグを見る

鹿児島の血が流れる岸田文雄氏

 自民党総裁選挙が終わり、岸田文雄氏が新総裁に選ばれました。私の押した高市早苗候補は残念な結果でしたが、新総裁のもとでの党内の政策論議に期待したいと思います。さて、岸田氏が一度鹿児島に講演に来た時に、「祖母が鹿児島出身でありまして」と本人の口から話が講演のつかみとしてありましたが、私はその一言を聞き逃しませんでした。
 Wikipediaで調べると、父方も母方も有名人のようで、ちょっと調べただけで下記のような系図ができました。
鹿児島の血が流れる岸田文雄氏_b0039825_21182284.jpg
鹿児島の血が流れる岸田文雄氏_b0039825_21185202.jpg
 母方の祖母の父上が児玉実道という人物。鹿児島のどこの出身だったのかはまだ、わかりません。西郷隆盛が指導した吉野開墾者の中核メンバーに同姓同名の方がいるのですが同じ人物なのかはまだはっきりしないところです。私の調べた明治12年の金禄公債証書渡牒によると「児玉実道」という名前はいないものの、児玉と名乗る人物が、鹿児島城下に55人、鹿児島城下以外に13人いるのははっきりしています。


鹿児島の血が流れる岸田文雄氏_b0039825_20055624.jpg

 岸田氏の祖母に当たる国子さんが、佐賀県出身の井口良二氏と結婚したのは、薩摩ー肥前の関係があったのでしょうか。国民体育大会の延期をめぐり佐賀と鹿児島が「恩義」の関係が深まっただけに、気になります。




by fujisakitakeshi | 2021-09-29 20:07 | 薩摩の歴史のこと