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国立公文書館にある鹿児島県の資料「竿次帳」を見る

 国立公文書館に鹿児島関係の公文書が収蔵されているということを以前書きましたが、明治12年当時の鹿児島県内の土地の所有者を示す「竿次帳(さおつぎちょう)」を所蔵されているつくば分館から本館に移送してもらい、研究されている鹿児島出身の方がいるので、見てもらいました。

 西曽於郡松永村。霧島市隼人町松永になります。こちらが表紙。
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虫に食われて。ボロボロ。横から見たらこんな感じです。
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私の高祖父の名前を見つけてもらいました。右のページの左端の藤崎益太郎。藤の字が異体字になっています。名前と本籍地までは知っていましたが、何回も名前が出て来ますが、土地の地が宅地・田・畑と番地と広さまでは書いてあります。初耳です。明治12年の鹿児島県庁、しっかりとした調査をされています。
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 鹿児島県に公文書館ができたら、この竿次帳も複写を所蔵してほしいものです。明治時代の調査研究に役立ちます。







 

by fujisakitakeshi | 2021-03-10 17:38 | 薩摩の歴史のこと