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出張先の京都にて

 きょうは京都に出張。さつま町の井上章三町長と一緒に総勢5人で空路、関西入り。京都へは、1998年(?)だったか、COOP3(地球温暖化防止会議)へKTS鹿児島テレビの記者として取材に来て以来だった。

 伊丹空港からバスで京都入り。宿泊先のホテルに荷物を預けてから、竹炭製品を扱う株式会社弥栄(いやさか)を訪問。突然の訪問にもかかわらず、加藤社長さんが京都での竹炭生産の現状や、竹林を伐採した地鶏を飼っていることなどの話を聞いた。竹林を伐採できる非常に有効な機会があると話を聞き、今後情報交換をすることになった。
 
 次に、京都の老舗ホテル・京都ホテルグループの「ホテルオークラ」を訪問。同グループの社長は島津忠之氏。宮之城島津家の16代目になる方で、鹿児島市出身の60歳。冷凍食品のニチレイが京都ホテルに資本参加したのをきっかけに社長に就任し、現在6年目の60歳ということだった。今回の訪問の趣旨は、さつま町の活性化にむけて、今後の情報交換をお願いするためだった。島津社長へのお土産は、さつま町宮之城地区産の焼酎2銘柄。非常に喜んでくださった。約1時間の懇談の後、ホテルを後にした。

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 その後は、京都府庁を訪問。森林保全課を訪問し、「放置竹林拡大防止事業」の概要について話を伺う。放置された竹林の整備対策のことだ。県単公共事業として、一般事業から毎年800万円ずつ予算を組んでいて、事業を希望する市町村や森林組合に事業費の1/2を助成しているそうだ。伐採した竹は関西電力が設置した「舞鶴CO2竹炭固定・有効利用実験センター」に搬入し、実験に使われているそうだ。伐採した竹の扱いに非常に苦労するだけにこの仕組みには脱帽した。鹿児島県にはまだこの放置竹林対策はやっていないが、伐採された竹の使い道についても確保しないといけないと感じた。

 京都では、なぜか鹿児島県人とよく出会った。乗ったタクシーの運転手さんが鹿児島出身、京都府庁の林務課長は、鹿児島選出の松下忠洋代議士の弟さんということで、ここまで鹿児島人がいることにびっくりしかただった。
 
by fujisakitakeshi | 2005-07-15 17:40